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【参院選・世代の現場から 子育て】24歳「夫は協力的でも孤立感」 42歳「施設乱造なら悪影響も」

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【参院選・世代の現場から 子育て】
24歳「夫は協力的でも孤立感」 42歳「施設乱造なら悪影響も」

保育施設に子供を迎えにきた母親たち。施設数を増やしながら良好な保育環境が確保できるか=6月30日、東京都杉並区(市岡豊大撮影) 保育施設に子供を迎えにきた母親たち。施設数を増やしながら良好な保育環境が確保できるか=6月30日、東京都杉並区(市岡豊大撮影)

 「このまま保育園に空きが出なかったら、市外や県外へ引っ越すことも考えないといけない。より待機児童の少ない所を求めて」

 埼玉県内に住む会社員、前田純佳さん(24)は、ぐずる9カ月の長男をあやしながらそう話す。

 出産後すぐに「保活」を始めたが、今年4月の入園シーズンに確保できなかった。申請している3つの園で計30~40人待ち。5日に市役所に相談に行き、職員の言葉に打ちのめされた。「年度途中の入園は難しいですね」。来年4月に入れなければ、もう1年。まるで終わりが見えない。

 やっと仕事が板についてきた入社2年目の昨年8月、産休に入った。同期には随分と差をつけられている。早く復帰したい。

 「保育園に入るのがこんなに大変だと思わなかった。通勤の便ではなく、子育て環境で住む街を決めればよかった」

 今後、2人目も産みたいし、自宅も購入したい。家計的には共働きでないと苦しいが、2人目でも保活があると思うとぞっとする。

 夫は協力的だ。家事だけでなく入浴や寝かしつけもしてくれるが、なかなか言うことを聞かない長男と一日中2人きりのつらさは夫には分からない。人知れず孤独感を深めている。2年前に東京へ出たばかりで友人は会社関係だけ。子育て支援センターでは同年代が見当たらず、グループの輪に入っていけないのが本音だ。

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