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安倍首相、消費税10%引き上げ延期を正式表明 「これまでの約束と異なる判断。公約違反の批判受け止める」

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安倍首相、消費税10%引き上げ延期を正式表明 「これまでの約束と異なる判断。公約違反の批判受け止める」

記者会見する安倍晋三首相=1日午後、首相官邸(納冨康撮影) 記者会見する安倍晋三首相=1日午後、首相官邸(納冨康撮影)

 安倍晋三首相は1日夕、官邸で記者会見し、来年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを平成31年10月まで2年半延期することを正式に表明した。 「これまでの約束とは異なる新しい判断だ」と説明し、参院選で「国民の信を問いたい」と述べた。衆院を解散して衆参同日選を行う考えはないことも明らかにした。

 首相は、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の議論を踏まえ、「世界経済は想像を超えるスピードで変化し、不透明感を増している」と指摘。その上で「内需を腰折れさせかねない消費税率の引き上げは延期すべきだと判断した」と明言した。

 また、秋の臨時国会に消費増税を再延期する関連法案などを提出する意向を示した。さらに「アベノミクス三本の矢をもう一度力いっぱい放つため、総合的な経済対策をこの秋に講じる」と述べ、28年度第2次補正予算を編成する考えも示した。

 一方で「財政再建の旗は降ろさない」と述べ、財政の健全性を示す基礎的財政収支(プライマリーバランス)の32年度黒字化という目標は維持するとした。

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