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特定秘密の運用改善求める 情報監視審査会が初報告、管理簿の具体化など

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特定秘密の運用改善求める 情報監視審査会が初報告、管理簿の具体化など

政府が2014年に指定した特定秘密に関する審査結果報告書を全員賛成で議決する衆院情報監視審査会。中央は額賀福志郎会長=30日午前、国会 政府が2014年に指定した特定秘密に関する審査結果報告書を全員賛成で議決する衆院情報監視審査会。中央は額賀福志郎会長=30日午前、国会

 特定秘密保護法の運用状況をチェックする衆院情報監視審査会は30日午前、政府が平成26年に指定した特定秘密382件を対象にした審査結果の報告書を議決し、大島理森衆院議長に提出した。報告書は、特定秘密の概要を示す「特定秘密指定管理簿」を具体的な記述とし、どのような内容の文書が含まれるかが想起できるようにすることなどを求めた。報告書作成は26年12月の法施行後初めて。

 報告書は特定秘密が記録された文書名のリストを審査会に提出すねことも要請。今後の課題として、国家安全保障会議(NSC)の「4大臣会合」の議論内容の情報開示についても検討を重ねていく必要性を指摘した。

 審査会長の額賀福志郎元財務相は記者会見で「政府への問題提起や開示要求を継続的に行い、国民の負託に応えたい」と述べた。

 参院の審査会も同日昼、山崎正昭参院議長に調査結果を提出した。衆参両院の審査会は、特定秘密保護法に基づく秘密指定の妥当性を監視し、政府の恣(し)意(い)的な運用を防ぐ目的で設置された。

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