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【安倍政権考】暴走する北朝鮮をどう封じ込めるか? 今こそ真価が問われる安倍首相の「地球儀を俯瞰する外交」

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【安倍政権考】
暴走する北朝鮮をどう封じ込めるか? 今こそ真価が問われる安倍首相の「地球儀を俯瞰する外交」

北朝鮮の核実験とみられる地震を受けて、報道陣の質問に応じる安倍晋三首相=1月6日、東京都千代田区の首相官邸(荻窪佳撮影) 北朝鮮の核実験とみられる地震を受けて、報道陣の質問に応じる安倍晋三首相=1月6日、東京都千代田区の首相官邸(荻窪佳撮影)

 安倍晋三首相と岸田文雄外相は、北朝鮮による4度目の核実験を受けて関係各国と電話会談を行い、北朝鮮への非難を確認し連携強化を進めている。北朝鮮が外交圧力に容易に屈する国でないことは明らかだが、日本は今年、先進7カ国(G7)や日中韓首脳会談の議長を務め、国連安全保障理事会の非常任理事国入りをするなど、国際舞台で安倍首相の掲げる「地球儀を俯瞰する外交」の真価が問われそうだ。

 岸田文雄外相は北朝鮮が6日昼に水爆実験に成功したと発表すると、夜にドイツ、韓国の両外相や欧州連合(EU)幹部らと立て続けに電話会談を行った。

 ドイツのシュタインマイヤー外相には、国連安保理決議や北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議共同声明に違反していることを確認し、連携を要請。「岸田外相の発言に完全に同意する。国際社会、特に国連安保理が一致団結した姿勢を示すことが重要だ」との回答を得た。

 岸田氏はG7各国とも電話会談を行う方針を固め調整に入った。また、これまで北朝鮮に近い立場をとってきたロシアのラブロフ外相との電話会談も事務方で調整に着手し、北朝鮮に対する有効的な外交圧力の戦略を描き始めていた。

 北朝鮮と対立する日米韓だけでなく、「北朝鮮を支援する中国やロシアをいかに巻き込んでいくかが対北政策の大きな課題」(外交筋)だからだ。

 安倍首相は7日朝にオバマ米大統領と電話で会談し「地域と国際社会の平和と安全を損なう安全保障上の重大な脅威だ」と指摘した。

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