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【ZOOM】日本の空を守り続けて45年 “空のベテラン”F4ファントム 近づく引退も魂は継承

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日本の空を守り続けて45年 “空のベテラン”F4ファントム 近づく引退も魂は継承

フライトを終え、地上走行するF4ファントム。夕日が反射して、機体が輝いた=茨城県小美玉市の航空自衛隊百里基地(鈴木健児撮影)

 夕日に照らされて自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)にF4戦闘機が戻ってきた。F15、F2とともに日本の戦闘機三本柱の一角を担うF4EJ改、通称「ファントム」。1971(昭和46)年の配備から今年で45年、いまなお現役で日本の空を見守り続ける“空のベテラン”だ。(SANKEI EXPRESS)

 F4は1958年(昭和33年)に米国で開発された艦上戦闘機で全長19・2メートル、超音速のマッハ2・2(時速2000キロ以上)での飛行が可能だ。ベトナム戦争では米軍の主力戦闘機として前線に送られ、湾岸戦争後の1990年代半ばに退役した。日本では百里基地と新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県新富町)の2カ所に実戦配備され、現在も国籍不明機に対応する緊急発進(スクランブル)を行い、防空任務にあたっている。

 戦闘機としては異例の5000機以上が製造され、世界各国で航空ファンなどにも愛された名機だが、その多くが既に退役した。実動するファントムをひと目見ようと、基地周辺には海外から訪れる航空ファンもいるほど。

 日本でも2017(平成29)年度から次期主力戦闘機F35(第5世代戦闘機)に切り替えが決まり、勇退は近いとされる。電子装備などが充実したF15、F2が第4世代に分類されるのに対し、F4は改良型第3世代機に分類されている。

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