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安倍首相 STSフォーラムでのスピーチ(要旨)

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安倍首相 STSフォーラムでのスピーチ(要旨)

「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」で発言する安倍晋三首相=4日午前、京都市左京区の国立京都国際会館(志儀駒貴撮影)

 安倍晋三首相は4日、京都市内で開幕した「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」の第12回年次総会であいさつし、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに自動車の自動運転技術の実用化と普及を実現したい考えを示した。また、科学技術分野で女性の活躍を後押しする方針も強調した。

 スピーチは英語で行われた。日本語訳は以下の通り。

 尾身(幸次・STSフォーラム)理事長、みなさま、お招きくださいましてまことにありがとうございます。しばらく前ですか、ワシントンで皆様とご一緒したとき「日本は世界の平和と繁栄のため、これまでにも増して積極的に貢献しなくてはならない」と申しました。

 そのため日本は、科学と技術の力をあらん限り用いなくてはなりません。私は日本を、イノベーションが次々と起こる国にも変えたいと思っています。

 では私どもは何をすべきでしょうか。必要なのは「エコシステム」です。知と知が出会い、イノベーションがさらなるイノベーションを生む場です。4月にシリコンバレーを訪れた折、それが大事なのだと再確認しました。日本でも、エコシステムを作らなくてはなりません。そうすることを、今後5年の重点施策といたしました。

 例えば、自動車のような私たちがよく知っているものを例に挙げましょう。自動車というのは一方で、120万人からの人命を、世界で毎年、事故で奪っています。一方、自動車は、偉大なイコライザー(格差を埋めるもの)でもあります。人間の動きを「民主化」してくれるものですから、障害をお持ちの方であれ、お年を召された方であれ、万人に恩恵を及ぼせるものであるべきです。

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