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【緊迫・安保法案】国会内外で混乱 「時間内に答え出すのが責務」「議論尽くさぬ可決おかしい」

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【緊迫・安保法案】
国会内外で混乱 「時間内に答え出すのが責務」「議論尽くさぬ可決おかしい」

安保関連法案に反対し、国会前に集まった大勢の人たち=18日午後4時27分

 安全保障関連法案をめぐる与野党の攻防は18日、大詰めを迎えた。野党側は問責決議などの連発を続け抵抗。国会の外でも反対派が気勢をあげた。一方の与党側は、引き延ばし工作を封じるため討論時間を制限するなどし、法案は可決に向けて動き出した。

 前日の参院平和安全法制特別委員会の採決では、委員長を守る与党議員らに乗りかかってマイクを奪おうとする野党議員もいるなど大荒れの展開に。18日の本会議でも野党側は宣言通り問責決議などを続けた。ただ、討論時間を制限するなどし、与党側は法案可決を急いだ。

 与党側の姿勢に、民主の金子洋一参院議員は「昨日の採決はひどいもの。異常な手段で採決されたものを認めるわけにはいかない」と語気を強めた。

 これに対し、自民の山本一太参院議員は「きちんと時間内に答えを出すのが責務だ」。自民の猪口邦子参院議員も「安全保障環境は時代とともに変わっていく。法案には日米同盟の信頼性と実効性を高める背景がある」と意義を語った。

 一方、国会の外で連日続く反対運動には、連休前とあって会社員らの姿もみられた。「戦争反対」。参加者は国会に向かって連呼し続けた。東京都品川区の高見明さん(63)は「これまで賛否どちらでもなかったが、昨日の採決をみて参加を決めた。説明を尽くさないままの可決はおかしい」と話していた。

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