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政府が朝型勤務「ゆう活」スタート さらなる長時間勤務の懸念も

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政府が朝型勤務「ゆう活」スタート さらなる長時間勤務の懸念も

内閣人事局職員のパソコンに掲げられた、「朝型勤務実施中」の札=1日午前8時21分、東京・霞が関

 政府は1日、全府省庁を対象にした夏の朝型勤務と定時退庁を奨励する「ゆう活(ゆうやけ時間活動推進)」を始めた。8月末までの2カ月間、出勤時間を早める代わりに定時退庁する働き方を促し、長時間労働を抑制する狙いだ。ただ、国会の会期延長で残業は増える見込みで、現場からは「さらに長時間勤務になるのでは」と懸念の声も上がっている。

 安倍晋三首相は1日夕、公務を早めに切り上げ、東京都内の国立西洋美術館で約30分間美術鑑賞。記者団に「人生が豊かになった気がする。皆さんもゆう活を生かして人生を楽しんでもらいたい」と語った。

 旗振り役である内閣人事局長の加藤勝信官房副長官も、夕方からJR東京駅前の「KITTE(キッテ)」内にある博物館を訪れ、ゆう活を実践してみせた。

 ゆう活では、出勤を1、2時間早めて午前7時半~8時半ごろとすることを想定。政府は午後4時15分以降の会議の原則禁止や概算要求の関連資料の提出期限延長などで取り組みを後押しする。内閣人事局の予測では、中央省庁と地方出先機関も含め希望者計約22万人が参加する見込みだ。

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