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【報道機関圧力発言】首相「遺憾」 民主は批判で攻勢

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【報道機関圧力発言】
首相「遺憾」 民主は批判で攻勢

衆院平和安全法制特別委員会で、民主党の長妻昭氏の質問に答える加藤勝信官房副長官=29日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

 安倍晋三首相は29日昼、自民党の谷垣禎一幹事長と官邸で会談し、首相に近い若手議員らが開いた党内勉強会で報道機関に圧力をかける発言が出た問題に関し「表現の自由は民主主義の根幹だから配慮する姿勢を示さないといけない。沖縄の人の気持ちに反する発言もあり遺憾だ」と述べた。谷垣氏が明らかにした。

 一方、民主党の枝野幸男幹事長は同日、圧力発言について国会内で記者団に「この問題に対する首相の鈍感な姿勢、態度が最大の問題だ」と語り首相を批判した。同党は同日の衆院平和安全法制特別委員会で首相側近の加藤勝信官房副長官を標的に、攻勢を強めた。

 加藤氏は「大変残念な事態だ。こうした事態に至らないため、何かできなかったのかとの思いだ」と述べた。勉強会に出席したことをめぐる自身の責任について明言を避けた。

 勉強会に関し、加藤氏は講師として招かれた作家の百田尚樹氏の講演が終わった時点で退席したと説明。「問題とされる発言は講演後の質疑で出た。講演でマスコミや沖縄に関する話があったとは認識していない」と強調した。

 菅義偉官房長官は衆院特別委で「発言は極めて非常識で問題がある」との認識を示した。

 民主党の長島昭久氏は、自民党が勉強会代表で青年局長を務めていた木原稔氏を更迭の上、1年の役職停止とした処分に関し「木原氏だけが全ての責任を取らされて終わりなのか」と責任をただした。

 加藤氏は「処分内容は谷垣氏が総合的に判断した」と述べた。百田氏の講演に関し「作家の視点からの意見で大変拝聴に値する」とも述べた。

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