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【戦後70年~沖縄(1)】地上戦の災禍(上)慰霊の心どこへ…「あんたらウチナンチュじゃないだろ!」 

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【戦後70年~沖縄(1)】
地上戦の災禍(上)慰霊の心どこへ…「あんたらウチナンチュじゃないだろ!」 

ガマの中で一人遺骨収集を続ける国吉勇さん。半世紀にわたり3500柱を弔ってきた=18日、沖縄県糸満市(松本健吾撮影)

 追悼式に参列した那覇市の男性(72)は「今日は沖縄で犠牲になった方々を慰霊する日。翁長さんの言いたい気持ちも分かるけど式典で政府批判はいかがなものか。慰霊の日なんだから」とため息をついた。

 だが、会場外はもっとひどかった。

 「安倍首相来沖反対」「オスプレイ撤去」「不戦誓うこの地を再び軍靴で汚すな!」-。このような慰霊とはほど遠い文言が並ぶプラカードを手にした人たちが午前9時ごろから、公園の入り口付近に続々と集結し始めた。午前10時すぎには約50人となり、シュプレヒコールが始まった。

 「安倍は帰れ。慰霊祭に参加するな!」

 「辺野古の新基地建設許さないぞ!」

 「戦争法案やめろ!」

 午前11時10分ごろ、首相を乗せた車列が反対派の目前を通過し、公園に入った。「帰れ!」「おまえの来るところじゃない!」と怒号が飛んだ。

 参列者の通行妨害とならぬよう警察官が歩道に設置した柵の内側への移動を促すと一団は叫んだ。

 「沖縄の表現の自由を守れ!」「慰霊の日に暴力ふるってよいのか?」

 シュプレヒコールをあげた30歳代の男性は東京都出身。「県民の心を踏みにじる安倍政権は許せない」と語った。地元の若者は「あんたらウチナンチュ(沖縄人)じゃないだろ? 政治的なものを持ち込むな」と食ってかかった。

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