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【沖縄・翁長知事記者会見(1)】「沖縄の独立より、日本が切り離す方が心配」「辺野古基地と日米安保は全く違う」

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【沖縄・翁長知事記者会見(1)】
「沖縄の独立より、日本が切り離す方が心配」「辺野古基地と日米安保は全く違う」

記者の質問に答える沖縄県の翁長雄志知事=20日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会

 沖縄県の翁長雄志知事は20日、都内の日本外国特派員協会で講演後、記者会見した。主なやり取りは以下の通り。

 --沖縄はまだ、7割の米軍施設が集中している。紛争が起きると、沖縄が攻撃の主要な標的になり得る。再び大きな犠牲が出る可能性があるのに、なぜそれに対する政治的な議論がないのか

 「辺野古基地が候補地に挙がったときは、アメリカのジョセフ・ナイさんやマイク望月さんなどが、海兵隊はそこに置かない方がいいのではないか。中国のミサイルも大変発達しているので、万が一があると、中国に近すぎてミサイルの何発かが普天間飛行場や嘉手納基地にぶつかると、沖縄県民の生命はさることながら、米軍の軍人軍属も危ないですよ、と。だからグアムやハワイに下がって、もう一回抑止力というものを考えてくださいというのがアメリカの考え方として2~3年前まであったが、残念ながら前知事が承認したので、それが免罪符になってアメリカ側がだいぶそうした考え方になりました」

 「しかし、ご指摘のあったように、まさしく70年前に10万人も沖縄県民が亡くなる。戦後にはサンフランシスコ講和条約で、あれだけ日本に尽くした沖縄をさっさと切り離して独立してしまった。残された沖縄は日本人でもない、アメリカ人でもない中で22年間、無国籍人で過ごしてまいった。そうしたことなどを考えると、今一度、万が一また、沖縄がまた切り離されるのではないか、10万人が亡くなるのではないかこういう恐怖心を持つのは沖縄の人間としては当たり前であります」

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