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【地方再考】五輪と創生 スリランカの東京五輪キャンプ地に千葉・山武市 人の縁が導いた電撃誘致 支援続ける元校長、要人とパイプ

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【地方再考】
五輪と創生 スリランカの東京五輪キャンプ地に千葉・山武市 人の縁が導いた電撃誘致 支援続ける元校長、要人とパイプ

2020年東京五輪の事前キャンプについて打ち合わせをする千葉県山武市の中野伸二副市長(中央)と石橋昌美総務部長(左)ら(石元悠生撮影)

 2020年東京五輪で、自治体が最も期待を寄せるのが参加国の事前キャンプだ。独自の誘致活動に取り組む都市が多い中、早々にスリランカ選手団のキャンプ地に千葉県山武(さんむ)市(椎名千収(せんしゅう)市長)が決定した。各競技連盟が決めた水準の競技場や宿泊施設はないが、同市の元中学校長が取り持つ“縁”で話は電撃的にまとまった。キャンプ誘致の成功を契機と捉えた同市は人口減少に歯止めをかけ、五輪後は英語教育が盛んな国際都市を目指す。地域の資源は「人」と改めて認識させられる一策を報告する。(石元悠生)

すぐに動いて成果

 山武市は人口約5万5千人。特産の「山武杉」のほか、米や野菜、イチゴ栽培も盛んな土地だが、トレーニング施設もない山武市がなぜ、キャンプ地に決まったのか。

 「昨年5月に山武市でも五輪キャンプ誘致に取り組むことを決めたところ、市内にスリランカと交流の深い先生がいると聞いて会いに行ったことがきっかけです」。同市の中野伸二副市長はこう振り返る。

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