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衆院憲法審査会で自由討議 緊急事態条項の議論優先を…自民は「環境権」「財政規律」も 民主は首相憲法観に苦言

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衆院憲法審査会で自由討議 緊急事態条項の議論優先を…自民は「環境権」「財政規律」も 民主は首相憲法観に苦言

衆院憲法審査会が開かれ、各党が憲法に関する見解を示した=7日午前、国会・衆院第18委員室(酒巻俊介撮影)

 衆院憲法審査会は7日、今国会初となる自由討議を行った。主要政党の多くは、大規模自然災害などに対応する緊急事態条項を憲法に盛り込む必要性に言及。自民党は緊急事態条項の新設を優先項目と位置付け、憲法改正原案作りに向けた議論を深めたい考えだ。

 自民党の船田元氏は「緊急事態条項、環境権、財政規律条項の設定などのテーマを優先的に議論してはどうか」と各党に呼びかけた。緊急事態条項の新設については、大規模災害などの際に衆院議員の任期を延長できる特例について「あらかじめ規定しておくことが急務だ」と主張した。

 これに維新の党の井上英孝氏は「国として最善の対処をするために検討することは喫緊の課題だ」と同調。意見表明した6党のうち、共産党を除く5党が新設に前向きな見解を示した。

 ただ、民主党の武正公一氏は集団的自衛権行使を限定的に容認する昨年7月の閣議決定などを挙げ、「立憲主義からいえば、一内閣が都合がいいように恣意的に憲法解釈を変えることは、あらざるものだ」と批判。「押しつけ憲法論」を含め各党の見解を確認するための議論を求めた。

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