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翁長沖縄知事、反対派の圧力で危うい政治決断 政府「わが国は法治国家」「瑕疵ない」と自信

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翁長沖縄知事、反対派の圧力で危うい政治決断 政府「わが国は法治国家」「瑕疵ない」と自信

記者会見する沖縄県の翁長雄志知事=23日午後、沖縄県庁

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で、翁長雄志知事は移設阻止の動きを本格化させた。移設反対派から阻止に向けた具体策を求める圧力が日増しに強まり、無策を続ければ批判が噴出しかねないため、就任から3カ月余りで岩礁破砕許可の取り消しに踏み切る構えだ。対する防衛省は危うい政治決断だと分析し、「手続きに瑕疵はない」と自信もみせる。

 「腹は決めている」

 翁長氏は23日の記者会見で、そう明言した。移設作業の停止指示に防衛省が従わなければ、仲井真弘多前知事による昨年8月の岩礁破砕許可を取り消す考えを強くにじませた。

 翁長氏がかじを切ったのは先週だ。

 名護市で21日に開かれた反対派集会。翁長氏の代理で参加した安慶田光男副知事は「知事が近いうちに必ず最大の決断をする」と明かした。抗議活動を続ける反対派に、なかなか行動に移さない翁長氏への不満がくすぶっているだけに、最初にアピールしたかったようだ。

 これに先立つ19日には、県の関係部長会合を開催。弁護士が招かれ、防衛省のコンクリート製ブロック投下には岩礁破砕許可が必要だとの意見を述べたという。県幹部は「(翁長氏は)許可取り消しに向け、各部長に共通認識を持たせたかったのだろう」と振り返る。

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