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自民、比例復活は「差し替え」、「重複外し」など3分類に 次期衆院選の候補者選任基準

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自民、比例復活は「差し替え」、「重複外し」など3分類に 次期衆院選の候補者選任基準

 自民党は19日、次期衆院選の公認候補予定者となる選挙区支部長の選任基準を見直す方針を固めた。衆院選で選挙区候補として2回連続で敗れ、比例代表で復活当選した議員を次期衆院選でも支部長とするか、毎年判断を更新するように改める。最終的には候補差し替えや比例重複を外すなど3分類に分ける方針だ。昨年の衆院選では接戦区で競り負けたケースが多く、基準を厳格にすることで、次期衆院選に向け選挙態勢を強化するのが狙い。

 自民党は昨年12月の衆院選で291人が当選。このうち選挙区で敗れて比例復活したのは52人で、24人は平成24年の衆院選でも比例復活で議席を得た。

 新しい選任基準では、選挙区当選者は原則支部長に再任。比例代表で復活した議員は支部長にするが「暫定的な立場」(自民党関係者)と位置づける。

 比例復活者のうち、選挙区落選が1回のケースは、党執行部が支部長再任から1年後に地元での活動実績などをチェックし、問題がなければ正式な支部長とする。2回連続の議員に対しては次期衆院選まで党が「再判断」を毎年実施。議員を(1)引き続き選挙区と比例代表で重複公認(2)選挙区のみ公認し、比例重複を外す(3)候補差し替え-の3つに分類する。

 新基準は2月にも運用を始める方針で安倍晋三首相(党総裁)も了承しているという。分類時には相手候補が際だって強い地盤を持つかどうかも考慮する。ただ、地元活動が明らかに鈍い場合は都道府県連の意見を参考に差し替えを検討する。

 党の内規では、衆院選で2回連続落選した者は公認しないことになっているが、比例復活した場合などの基準は定まっていなかった。

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