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【衆院選2014】比例復活の課題浮き彫り 10万票落選×2万票当選

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【衆院選2014】
比例復活の課題浮き彫り 10万票落選×2万票当選

 横山氏を含め、295選挙区のうち、選挙区での得票数が4万票以下で復活当選したのは7人だった。

 現行制度では、選挙区と比例代表の重複立候補が認められており、選挙区で敗れても、惜敗率を基に比例復活できる。特に候補者数が少ない政党では、惜敗率が低くても当選する場合がある。主要政党の多くは選挙区で敗れた候補を救済できるように同一順位で名簿登載しているのが実情だ。

 純粋な小選挙区制は「死票」が増えるため、比例代表を組み合わせることで一定のバランスを取ったはずの並立制だが、本来の趣旨に沿わない“珍現象”が起きている。

 例えば、沖縄県では全4選挙区で出馬した与野党候補計9人全員が当選し、落選者は1人もいなかった。死票ゼロという極めて異例の結果となった。沖縄1区に加え、福岡9区も立候補した3人全員が当選。大阪4、10、11各区でも3人もの当選を出している。

 選挙区での最高得票者は、神奈川11区の小泉進次郎復興政務官(自民)で、16万8953票だった。(山本雄史)

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