産経ニュース

【衆院選2014】安倍政権への期待 小笠原島漁協参事「警備強化進めて」 拉致被害者家族ら「情報戦に備えを」

衆院選2014特集 政治

記事詳細

更新

【衆院選2014】
安倍政権への期待 小笠原島漁協参事「警備強化進めて」 拉致被害者家族ら「情報戦に備えを」

 経済政策「アベノミクス」が主要争点となった今回の衆院選だが、安倍晋三政権に対し、中国の脅威と対峙(たいじ)する地域は警備強化を求め、拉致被害者の家族らは早期の被害者救出を期待する。

 中国漁船のサンゴ密漁問題で揺れた小笠原諸島(東京都)。小笠原島漁業協同組合の稲垣直彦参事(56)は自民、公明の与党圧勝に、期待と不安の入り交じる複雑な心境を抱いたという。

 中国漁船は11月末、周辺海域からようやく退去し、国は地元に「今後は近づけさせない」と確約したが、満足に取り締まれなかった状況に不安がよぎるという。稲垣さんは「何としても約束は守ってもらわないといけない」と話す。

 中国漁船は去ったが、再びの襲来に不安を抱き、不審な船が近づいてきたことが分かる衝突防止装置を漁船に取り付けようとする漁師も出ている。稲垣さんは「政府も島を守れなかった教訓を得たはず。少しずつでも警備強化を進めるなど、地元のケアをしてくれる方向に進んでくれると思う」と期待する。

 拉致被害者、市川修一さん(60)=拉致当時(23)=の兄、健一さん(69)は「自公で議席の3分の2以上を占め、北朝鮮にも安倍政権が安定していると示すことができたと思う」と評価。「毅然(きぜん)とした態度と強い圧力をもって、北朝鮮が被害者を帰す決断をするよう交渉してほしい」と話す。

 被害者の支援組織「救う会」の西岡力会長は「北朝鮮はあるタイミングで、政府認定の被害者について情報を出してくるだろう」と指摘。その際に嘘をついてくる恐れがあるとして、「政府が集めてきた被害者に関する情報を精査するとともに、できるかぎり情報を集め、情報戦に備えてほしい」と要望した。

衆院選2014特集

「ニュース」のランキング