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【衆院選2014】与党圧勝、政権続投 霞が関「ホッ」   

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【衆院選2014】
与党圧勝、政権続投 霞が関「ホッ」   

 与党が3分の2を超える議席を確保した衆院選から一夜明けた15日、中央省庁(東京・霞が関など)では、政権続投が決まったことに安堵(あんど)感が広がった。一方で新年度予算編成の動きが本格化し、各省庁は年末に向けて慌ただしい空気に包まれた。

 「これから忙しくなる。気合を入れないと…」。国土交通省の幹部は新年度予算編成の作業が今後本格化していくことを受け、気を引き締めた。

 与党の圧倒的勝利を受けて政権が長期化することも視野に入れ、別の同省幹部は「他の役所に比べ、道路整備など中長期的なスパンで行う事業が多い国交省としては仕事がやりやすくなる」と歓迎する。

 選挙中も中央教育審議会など有識者会議が粛々と教育改革の議論を続けていた文部科学省。同省の政策部局では15日、一時中断していた財務省との教育予算の折衝が再開されることになり、にわかに慌ただしい雰囲気となった。

 10月に財務省から提示された公立小学校1年の40人学級の復活案について、文科省は現状の35人学級の維持を訴えていた。だが、衆院選で財務省との折衝作業はストップしていた。折衝の再開に向け、文科省幹部は「今は平行線のままだが、年末年始を返上して交渉に当たる」と話す。

 安倍晋三首相は全閣僚を続投させる考えで、担当者の一人は「解散前の流れを維持しつつ、折衝を進めていける」と安堵していた。

 待機児童ゼロを目指し、保育所の定員増や保育士の待遇改善などを図る「子ども・子育て支援新制度」を担当する厚生労働省。政権続投が決まったことで、制度の来年度開始の方針に変わりはないとみられ、省内には安心感が広がった。

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