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【衆院選2014】渡辺喜美氏落選「父子50年の王国」終焉  

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【衆院選2014】
渡辺喜美氏落選「父子50年の王国」終焉  

落選が決定し記者の質問を受けるする渡辺喜美(無所属)氏=14日夜、栃木県那須塩原市(宮川浩和撮影)

 渡辺美智雄元副総理から父子50年続いた“渡辺王国”が瓦解(がかい)した。「政治家の魂である政策の実現のみを考えてきたが、大変な逆風の中での選挙戦だった。期待に応えられず、申し訳ない」。栃木3区で落選確実となり、支援者の前に姿を見せた元みんな代表で無所属前職の渡辺喜美氏(62)は沈痛な面持ちで選挙を振り返った。「第三極の雄」としてカリスマ性を発揮した面影はなかった。

 化粧品会社ディーエイチシー(DHC)会長からの8億円借入問題では東京地検特捜部に告発状が提出され、党解党で無所属での出馬を余儀なくされた。自民に“主替え”する支援組織が相次ぎ、「無所属では何もできない」と有権者に見限りも広がった。最大で36人の国会議員を率いた威勢は完全に消えていた。

 ある自民県議は「地方選で渡辺氏は、渡辺氏を支えてきた議員がみんなの党に参加しないと刺客を立てた。敵を増やしすぎた」と手厳しい。

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