産経ニュース

【主張】衆院選とTPP 膠着打開へ議論逃げるな

衆院選2014特集 政治

記事詳細

更新

【主張】
衆院選とTPP 膠着打開へ議論逃げるな

 年内の大筋合意が断念に追い込まれた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の膠着(こうちゃく)状態をどう打開するか。衆院選は、このための議論を深める好機である。

 だが、与野党が踏み込んで意見を戦わす様子はうかがえない。妥結を警戒する農業関係者の反発を恐れているためかと、疑いたくもなる。

 TPPは成長戦略の柱だ。与党が「この道しかない」とアベノミクスの継続を訴えるなら、妥結に向けて日本がなすべき具体策を逃げずに論じ合うべきである。

 TPP交渉は、日米両国が重要農産品の関税協議で対立していることなどが響き、妥結時期さえ見通せない。参加国にはいずれも国内事情があり、日本にも重要農産品の関税維持を求める国会決議がある。安易に譲歩はできないが、強硬一辺倒も許されまい。

衆院選2014特集

「ニュース」のランキング