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【産経抄】偏りに対する感度 12月3日

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【産経抄】
偏りに対する感度 12月3日

 小紙大阪版夕刊の1面のコラム「湊町365」はきのう、今年の「新語・流行語大賞」を取り上げていた。年間大賞に選ばれた、「集団的自衛権」と「ダメよ~ダメダメ」を並べると、どっかの政党のスローガンみたいだ、というのである。確かに、今年の世相を反映し、話題になった言葉を選ぶというより、安倍政権への批判を優先しているようだ。

 ▼昨年の候補語を見たときも、同じような違和感を覚えたのを思い出す。「アベノミクス」とともに、これを揶揄(やゆ)する「アホノミクス」がまぎれ込んでいた。とても流行したとはいえない言葉だけに、選考委員の「反安倍」の意思を強く感じたものだ。

 ▼おとといの与野党8党首による討論会で、安倍晋三首相が、「椿発言」について触れていた。「非自民政権が生まれるように報道せよ、と指示した」。平成5年、テレビ朝日の報道局長だった椿貞良氏の発言を小紙がすっぱ抜き、大騒ぎになった問題である。

 ▼公正、中立を装いながら、特定の主張や認識に世論を誘導するメディアの偏向報道は、今も後を絶たない。朝日新聞の「慰安婦」と「吉田調書」の報道をめぐる問題も、果たして「誤報」で片付けていいのか、大きな疑問が残っている。

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