産経ニュース

【阿比留瑠比の党首討論観戦記】野党の世界観、国家観伝わらず、自民1強は変わらず

衆院選2014特集 政治

記事詳細

更新

【阿比留瑠比の党首討論観戦記】
野党の世界観、国家観伝わらず、自民1強は変わらず

党首討論会に臨む(左から)自民党の安倍晋三首相、民主党の海江田万里代表、公明党の山口那津男代表=1日午後、東京都・内幸町の日本記者クラブ(宮崎瑞穂撮影)

 これでは衆院選での野党共闘も、選挙後の野党再編も求心力が働きそうにない-。1日の日本記者クラブ主催の党首討論会を見ての率直な感想だ。本来ならば野党の盟主役であるはずの民主党の海江田万里代表の議論は覇気がなく曖昧だった。また、憲法など国の根幹にかかわるテーマはあまり論戦の対象にならず、何度も聞いた各党の主張が漫然と繰り返された印象だ。

 「この強権政治をこのままさらに4年間続けるのか。それともその方向性を変えるのか」

 海江田氏は討論会冒頭、安倍晋三政権を批判してこう強調した。とはいえ、再び政権交代を果たそうという意気込みは伝わってこない。「常在戦場」といわれる衆院での候補者擁立が進まないことについて、記者に「2年間何をやってきたのか」と問われると、こう答えるのがやっとだった。

 「民主、維新、社民、生活ともすみ分けはしている。そういう勢力を全部集めて、自民党の過半数割れを何としても実現するという思いは今もある」

衆院選2014特集

「ニュース」のランキング