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【松本浩史の政界走り書き】衆院選 自民「1割減」が勝敗のメルクマーク 総裁選見据えた安倍首相の深謀遠慮とは…

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【松本浩史の政界走り書き】
衆院選 自民「1割減」が勝敗のメルクマーク 総裁選見据えた安倍首相の深謀遠慮とは…

21日の衆院本会議で、衆院解散詔書の朗読が終わり、議場に万歳が響く中、安倍晋三首相(中央)は直立不動だった=衆院本会議場(酒巻俊介撮影)

 衆院が解散、いよいよ総選挙となった。解散権を握る安倍晋三首相が先々の政治状況を思い煩う一方、今に手応えを感じた末の決断といってよい。やらないと後でほぞをかむという、したたかさの裏返しでもある。野党間の選挙協力はたいした実効性をあげられないのは目に見えているため、今回の衆院選は政権交代選挙の意味合いはいささかもなく、約2年にわたる安倍政権の評価が問われる。

 今回選挙について、政界関係者の見立てをひっくるめて言えば、低落傾向にあるとはいえ、いまだ高い内閣・党支持率に支えられているため、自民党が惨憺(さんたん)たる敗北を喫する事態はまずないとの見方が支配的だ。それでも、前回選挙ほどの追い風は吹いておらず、ある自民党幹部は「1割程度の議席減は仕方がない」と語る。

 自民党の現有議席は295議席だから、この幹部の予測にならえば、「1割程度」となる約30議席減は織り込み済みということになる。定数は、「一票の格差」を是正するため、「0増5減」が実施されるのに伴って475。238の過半数は優に超え、常任委員会の委員の半数を確保するとともに、委員長も出せる安定多数の249もクリア。となれば、委員の過半数も占められる266の絶対安定多数を獲得できるかが、焦点の一つになりそうだ。

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