産経ニュース

【編集日誌】野党事情 先輩国との明暗

衆院選2014特集 政治

記事詳細

更新

【編集日誌】
野党事情 先輩国との明暗

 衆院が解散され、総選挙へと動き出しました。野党陣営がどういう構図になっていくのか。議院内閣制の本家で、二大政党の大先輩でもあるイギリスの事情と比較してみると、日本の野党陣営の貧弱さと混乱ぶりが分かります。

 イギリスでは政権を担える党が2つあるというのが伝統ですが、「第3極」の素地もありました。20世紀初頭は保守党、自由党、労働党があり、自由党は1920年代以降に廃れましたが、80年代末に自由民主党へと再生され、党勢を拡大して現在は保守党と連立政権を組んでいます。

 日本は「第2極」も崩壊状態で、批判票の受け皿は見えません。戦後の総選挙の回数は日本の方が圧倒的に多く、それだけ野党にチャンスがありながらこの事態です。日本の政党政治はどこへ向かうのか。総選挙を機に見定めていきます。(編集長 蔭山実)

衆院選2014特集

「ニュース」のランキング