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【今週の政治デスクノート】恐怖のシナリオ…ターゲットは参院!? 「一票の格差」訴訟で選挙無効も

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【今週の政治デスクノート】
恐怖のシナリオ…ターゲットは参院!? 「一票の格差」訴訟で選挙無効も

 いま参院の一部で「一票の格差」をめぐり“恐怖のシナリオ”がささやかれている。衆院選で違憲・選挙無効の判決を示したら取り返しがつかないから、参院選で示すのではないか-。すでに「違憲状態」が突き付けられている格差是正は急務だが、参院にとって二院制のあり方も含めた抜本改革の方向性を示す必要がありそうだ。

 最大格差4・77倍だった平成25年の参院選をめぐり、各地の高裁・高裁支部で昨年、「違憲」「違憲状態」判決が相次いだ。抜本改革に踏み込まない「国会の怠慢」を指摘し、初の「選挙無効」を示した判決もあった。

 最高裁は24年、最大5倍の格差だった22年参院選を「違憲状態(選挙は有効)」と判断し、抜本改革を促した。25年参院選については、年内に統一判断を示すとみられている。

 「最高裁の違憲・選挙無効判決はありえる。無効が確定したら、国政は大混乱だ」

 ある自民党幹部はそう語る。25年参院選の無効が確定すれば、当選議員は失職する。「参院は半数改選なので、恐らく比例代表選出議員や22年参院選の当選議員は議員活動を続けられるのではないか」とも。その場合、参院定数は242人(選挙区146人、比例代表96人)なので、選挙区選出議員の半数の73人が一気にバッジを失うことになる。

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