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【分裂・みんな】江田氏ら14人離党 年内結成新党は野党再編に向け「解党も辞さない」

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【分裂・みんな】
江田氏ら14人離党 年内結成新党は野党再編に向け「解党も辞さない」

 みんなの党の江田憲司前幹事長(衆院神奈川8区)ら同党所属の衆参国会議員14人が9日、離党届を党執行部に提出した。渡辺喜美代表の「与党化の動き」に対する不満が大きな理由で、すでに離党した柿沢未途衆院議員(無所属)を加えた計15人で「脱官僚」「地域主権」を旗印にした新党を年内に旗揚げし、野党再編も視野に入れる。平成21年8月に結成した党は4年4カ月で分裂することになった。

 江田氏は離党届提出後に記者会見し、「みんなの党は結党の原点を忘れて変わり果てた。原点に返り、新生みんなの党として野党勢力を結集し、自民党に対抗しうる政権交代可能な政党を作りたい」と述べた。将来的に日本維新の会や民主党の一部などとの再編に向け「発展的に解党することも辞さない」と明言した。

 離党者14人の内訳は江田氏ら衆院議員8人、参院議員6人。15人の新党だと、衆院では9人で、みんなの党と同数、全体では5番目の勢力になる。参院では6人で日本維新の会(9人)に次ぐ7番目となる見通しだ。みんなの党は12人に減少するものの、4番目の勢力を維持する。

 渡辺氏は国会内で記者会見し、江田氏について「党内の議論に全く参加せず、(党内の)勉強会も代議士会も出ず本会議採決で造反し、揚げ句離党するのは本当に不可解だ」と批判。「自民党にすり寄ったとの批判は全く当たらない」と不快感を示した。

 渡辺氏は、江田氏の離党届は受理せず除籍とする方針だ。比例代表選出の13議員には議員辞職による議席返上を求める考えを示した。ただ、公職選挙法は比例当選者が同じ選挙で争った他党に移ると失職すると規定しているが、離党や新党参加は禁止していない。

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