投票率50%割れなら即辞職 静岡知事選で現職・川勝平太氏「自分が出馬なら」

 
記者会見する静岡県の川勝平太知事=11日午後、静岡県庁

 静岡県の川勝平太知事(68)は11日、6月8日告示、25日投開票の次期知事選に自身が出馬した場合、投票率が50%未満なら当選しても辞職する考えを示した。11日の定例会見で「私が(知事選に)出て当選して、投票率が5割に達しなければ、翌日に県議会議長に辞表を提出する」と述べた。

 ただ、3選を目指し次期知事選に立候補するかどうかについては「決めていない」と述べるにとどめた。

 発言は次期知事選の争点を問われた中で出た。川勝知事は、真っ先に投票率低下を挙げ、「皆さん投票に行ってください。誰に投票すればいいのか分からなければ、無効票にしてもいい」と有権者に投票所に足を運ぶよう呼びかけた。

 その上で、投票率が50%に達しない選挙は選挙として成り立っているとはいえず、仮に再選挙になって税金が投入される事態になっても、それは投票に行かない有権者へのペナルティーだとする見方を示した。

 「投票率が50%に達しない選挙は、十分に民意を反映しているとはいえず、選挙として無効だ」とする見解は川勝知事の持論で、これまでもたびたび公の場で同様の考えを示してきた。ただ、川勝知事が再選された平成25年の知事選の投票率は49.49%で50%に届かなかったが、この時は辞職していない。初当選を果たした21年知事選の投票率は61.06%だった。