安倍晋三首相「来年も常在戦場」 自民役員会、衆院選にらみ党内引き締めか

 

 安倍晋三首相は20日午前、自民党役員会に出席し「年末・年始は地元での苦労があると思うが、来年も常在戦場だ。お互いがんばろう」と述べた。次期衆院選をにらみ、党内を引き締める狙いがあるとみられる。二階俊博幹事長が記者会見で明らかにした。

 首相は来年1月の衆院解散・総選挙を見送る意向を固めている。二階氏は「衆院議員を選んで国会議員になった人は、いつ解散があっても、備えておかねばならない。常在戦場は解かれたわけではない。安閑と正月を迎えるわけではない」と強調した。

 一方で二階氏は「だからといって、誤って何かがあるなんて思わないで」と、けむにまいた。日露首脳会談を受けて首相が衆院解散に踏み切るとの観測もあったが、二階氏は「日露首脳会談と解散と重ねて考えたことはない」と否定した。

 地元への浸透が進んでいない党公認候補差し替えの可能性については、二階氏は「それぞれやり方がある。一概に70点、80点といった評価は難しい。願いは、全員が戻ってくることだ」と述べるにとどめた。