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燃料切れ探査機、お役御免 火星と木星間で観測

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燃料切れ探査機、お役御免 火星と木星間で観測

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NASAの探査機ドーンが捉えた準惑星ケレス(NASA提供・共同) NASAの探査機ドーンが捉えた準惑星ケレス(NASA提供・共同)

【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は7日、火星と木星の間の小惑星帯にある準惑星「ケレス」などを観測した探査機「ドーン」の燃料が近く切れ、10月半ばまでに任務を終える見通しだと発表した。

NASAの探査機ドーンが捉えた小惑星ベスタ(NASA提供・共同)
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NASAの探査機ドーンが捉えた小惑星ベスタ(NASA提供・共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 ドーンはケレスと、同じ小惑星帯にある小惑星ベスタを周回して調べた。いずれも46億年前に太陽系が形成されたころに惑星になり損ねた天体とみられ、NASAは「未知の世界だった小惑星帯の天体の姿を明らかにし、太陽系の成り立ちの理解を進めた功績は大きい」と強調した。
 ドーンは2007年に打ち上げられ、11~12年にベスタの表面や内部構造を調査。15年には、直径約950キロと小惑星帯で最も大きいケレスの周回軌道に到着し、表面のクレーターに白く輝く部分がある画像を送るなど観測をしてきた。
 燃料切れで地球との通信は途絶えるが、ドーンは今後数十年、ケレスの周辺を飛行するとみられるという。

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