産経フォト

ススキノにネオン灯らず 停電復旧遠く、大混乱 「会いたい」捜索続く

ニュース

ススキノにネオン灯らず 停電復旧遠く、大混乱 「会いたい」捜索続く

更新 sty1809060024
ネオンが消えたススキノの繁華街=6日午後、札幌市中央区(宮崎瑞穂撮影) ネオンが消えたススキノの繁華街=6日午後、札幌市中央区(宮崎瑞穂撮影)
あたりが暗くなってからも続く北海道厚真町吉野地区での捜索=6日午後(桐原正道撮影)
画像を拡大する
あたりが暗くなってからも続く北海道厚真町吉野地区での捜索=6日午後(桐原正道撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 最大震度7の揺れに襲われた北海道は一時全域が停電し、完全復旧にほど遠いまま、6日午後も大混乱が続いた。札幌の繁華街・ススキノではネオンが消え、市内各所では水や日用品を求める列が。医療機関は診療中止に追い込まれ、旅行者も足止めされた。「もう一度会いたい」。大規模な土砂崩れで多くの人が巻き込まれた厚真町では、日が沈んだ後も救助活動が続いた。

最大火力の停止を想定せず 経産省、全面復旧に1週間

 地震で停電したままの札幌市中心部=6日午後6時38分
画像を拡大する
 地震で停電したままの札幌市中心部=6日午後6時38分フルスクリーンで見る 閉じる

 経済産業省は6日、地震による北海道全域の停電(ブラックアウト)について、北海道電力が同社最大の火力、苫東厚真火力発電所(厚真町)が一斉に停止する事態を想定していないことが一因だとの見方を示した。経産省は広い地域で停電が長引くとし、病院などの自家発電機への燃料供給を急ぐ。懐中電灯やランタンを確保し、北海道に輸送する構えだ。全面復旧には少なくとも1週間かかる見通しだ。

 停電で明かりが少ない札幌市中心部の大通公園付近。手前中央にさっぽろテレビ塔がある=6日午後6時30分
画像を拡大する
 停電で明かりが少ない札幌市中心部の大通公園付近。手前中央にさっぽろテレビ塔がある=6日午後6時30分フルスクリーンで見る 閉じる

 経産省は6日午後5時現在で約34万戸が復旧したと発表。約261万戸が依然停電している。
 経産省によると、苫東厚真は全3基で出力は計165万キロワットだ。北海道電は過去に約130万キロワットの供給が失われた際の対応は検証していたが、3基が同時に停止する事態は検討していなかった。経産省幹部は「あらかじめ対策をしていなかった」と指摘。道内の電力需給バランスが崩れ、他の火力も次々と緊急停止した。経産省は対応が適切だったか検証する。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング