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研究炉「合格」先送り 原子力規制委の審査で

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研究炉「合格」先送り 原子力規制委の審査で

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 日本原子力研究開発機構の研究炉「JRR3」(同機構提供)  日本原子力研究開発機構の研究炉「JRR3」(同機構提供)
 日本原子力研究開発機構の研究炉「JRR3」(同機構提供)
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 原子力規制委員会は5日の定例会合で、日本原子力研究開発機構の研究炉「JRR3」(茨城県東海村)について、運転再開の前提となる審査に事実上、合格させる判断を先送りした。安全対策の内容を盛り込んだ「審査書案」を了承する見通しだったが、内容の一部が不十分と判断、次回以降の定例会合で改めて議論する。JRR3は国産初の研究炉で、その後、改造。タンパク質の構造解析などを行う。

 機構は2020年10月末の運転再開を目指している。

 改造前のJRR3には、設計段階から建設まで国内技術が使われた。原子炉本体を交換する改造後、1990年に臨界に達した。発電施設はなく、原子炉から取り出した中性子ビームを使い、医療や産業研究などに利用されていた。11年の東日本大震災当時は定期検査中だった。

 機構の研究炉などでは、原子炉安全性研究炉(NSRR)と定常臨界実験装置(STACY)が審査に正式合格している。

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