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【台風21号】関空閉鎖長期化「想定外」

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【台風21号】関空閉鎖長期化「想定外」

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 タンカー「宝運丸」が衝突、被害を受けた関空連絡橋=5日午前7時16分(本社ヘリから、安元雄太撮影)  タンカー「宝運丸」が衝突、被害を受けた関空連絡橋=5日午前7時16分(本社ヘリから、安元雄太撮影)
 タンカー「宝運丸」(中央)が衝突した関空連絡橋(手前)と関西国際空港(奥)=5日午前6時26分(本社ヘリから、安元雄太撮影)
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 タンカー「宝運丸」(中央)が衝突した関空連絡橋(手前)と関西国際空港(奥)=5日午前6時26分(本社ヘリから、安元雄太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 台風21号の影響で、滑走路などが浸水したほか、タンカーが衝突し空港連絡橋が損傷した関西国際空港は、5日も全面閉鎖を余儀なくされた。

 運営会社の関西エアポートは、閉鎖中の2本の滑走路について「5日は再開予定なし」との見通しを発表。南側の橋脚が損傷した連絡橋も再開の見通しは立っていない。このため、この日発着予定だったすべての便が欠航を決めている。関西エアポートの担当者は「点検などでの数時間単位での閉鎖はあったが、ここまで長時間にわたって離発着ができない状況は初めて」と困惑する。

 関空連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」=5日午前7時15分(本社ヘリから、安元雄太撮影)
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 関空連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」=5日午前7時15分(本社ヘリから、安元雄太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 関空利用者のアクセスは、連絡橋を通るJR西日本と南海電鉄の鉄道路線と高速道路を利用する自家用車やリムジンバスのほか、関空と神戸空港を結ぶ高速船「神戸-関空ベイ・シャトル」に限られており、大半が連絡橋を利用している。

 関西エアポートの担当者は「海上空港という構造上、連絡橋がまったく使えなければ、アクセスが不能になるのが現状」と話す。

 また今回の台風では、高潮の影響で関空島内が冠水した。5日午前現在でも2本あるうち、A滑走路などが浸水している状況だ。

 関空島の地盤沈下が、開港時と比較し、4メートル以上沈下している場所もある。運営会社は地盤沈下対策のジャッキアップのほか、護岸のかさ上げなどの取り組みを進めてきたものの「今回の被害は、これまでの想定を上回るものだった」(広報担当者)といい、今後対策については協議するという。

 救助船乗り場に向かうバスに乗るため列を作る人たち=5日午前、関西国際空港(嶋田知加子撮影)
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 救助船乗り場に向かうバスに乗るため列を作る人たち=5日午前、関西国際空港(嶋田知加子撮影)フルスクリーンで見る 閉じる
 不通になった関空連絡橋と関西国際空港=5日午前7時30分(本社ヘリから、安元雄太撮影)
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 不通になった関空連絡橋と関西国際空港=5日午前7時30分(本社ヘリから、安元雄太撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

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