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津波耐えた一本松、表札に 「心の支えに」南相馬

東日本大震災

津波耐えた一本松、表札に 「心の支えに」南相馬

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 一本松を表札に加工する作業を見守る五賀和雄会長(奥)=7月20日、福島県南相馬市  一本松を表札に加工する作業を見守る五賀和雄会長(奥)=7月20日、福島県南相馬市
 一本松を加工して出来た表札を見る五賀和雄会長=7月20日、福島県南相馬市
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 東日本大震災の津波に耐えて復興のシンボルとなったが、立ち枯れなどのため昨年末に伐採された福島県南相馬市鹿島区の「かしまの一本松」を、住民らの表札に加工する作業が行われている。有志でつくる「守る会」の五賀和雄会長(77)は「何もかも流された地で青々と葉を茂らせていた姿を思い出し、心の支えにしてほしい」と願う。

 作業は7月3日から開始。約半年間自然乾燥させた松の板を地元の製材工場で加工し、縦約20センチ、横約8センチ、厚さ約3センチの表札約120枚に仕上げた。業者に文字入れを依頼し、申し込みがあった住民らに配る予定。

 樹齢約100年、高さ約25メートルの巨木で、当初は200~300枚の表札を作る予定だったが、松くい虫の被害のため加工できたのは木の一部にとどまった。

【関連・360°パノラマ】
■希望の象徴「一本松」 南相馬(2015年2月24日撮影)

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