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「怖くて帰れない」 反体制派のシリア難民

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「怖くて帰れない」 反体制派のシリア難民

更新 sty1808170010
 レバノン東部ベカー平原のシリア難民キャンプで暮らす子どもたち=9日(共同)  レバノン東部ベカー平原のシリア難民キャンプで暮らす子どもたち=9日(共同)

 シリア内戦が終結に近づき、周辺国や欧州に滞在する約560万人の難民に帰国の動きが広がり始めた。だが反体制派としてアサド政権に立ち向かった市民の多くは「戻れば必ず拘束され、投獄される」と恐れ、踏み出せずにいる。約100万人が滞在する隣国レバノンで難民の声を聞いた。

 シリア国境に近いベカー平原。道路沿いにシリア難民キャンプが点在し、粗末な掘っ立て小屋が並んでいる。住人のムスベハ・マスードさん(47)は「ひどい暮らしだよ」と訴えた。

 レバノン東部ベカー平原のシリア難民キャンプで暮らす子どもたち=9日(共同)
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 シリアでの戦闘は、北西部イドリブ周辺を除きほぼ落ち着いた。昨年だけで1万1千人がレバノンから自主的に帰国した。だがマスードさんは「私たちは反体制派だったから、帰国すれば必ず捕まる」と信じている。マスードさんは国連に欧州か米国への移送を求めているが実現は遠い。(ベイルート共同)

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