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思い出の写真持ち主へ 西日本豪雨、仙台のNPO

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思い出の写真持ち主へ 西日本豪雨、仙台のNPO

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 西日本豪雨で泥水に漬かった写真の洗浄作業をするボランティアら=26日、仙台市  西日本豪雨で泥水に漬かった写真の洗浄作業をするボランティアら=26日、仙台市

 東日本大震災で被災した写真の汚れを落とし、持ち主に返却する活動を仙台市で続けているNPO法人が、西日本豪雨で泥水に漬かった写真を洗浄する活動を始めた。同法人の丹野ゆみ理事(50)は「思い出の写真を再生することで、逆境にある被災者が前へ向かって進む一助になれば」としている。

 西日本豪雨で泥水に漬かった写真の洗浄作業をするボランティア=26日、仙台市
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 NPO法人は「おもいでかえる」。これまで大震災のがれきの中から見つかるなどした写真約12万枚を洗浄し、返却。大半が所有者不明のため、写真展示会を開き、持ち主を捜す活動を展開してきた。
 豪雨災害後、ホームページで受け付けを開始。26日には、岡山県倉敷市真備町地区の自宅が浸水被害に遭った大塚和枝さん(55)から、アルバム約20冊が届いた。NPO法人のスタッフら4人が、泥水でぬれたページをアルバムから1枚ずつ丁寧に切り取り、乾燥させる作業を繰り返した。
 大塚さんは「依頼したのは、子供3人の成長を記録した大切な写真。泥水に漬かり、諦めて捨てようと思っていた。本当にありがたい」と声を詰まらせた。

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