産経フォト

プレハブの学びやで閉校式 津波被災の旧校舎は遺構に

東日本大震災

プレハブの学びやで閉校式 津波被災の旧校舎は遺構に

更新 sty1807240009
 仮設校舎周辺の住民に、実習で作ったサンマの缶詰を手渡す宮城県立気仙沼向洋高の生徒たち=24日午前、気仙沼市  仮設校舎周辺の住民に、実習で作ったサンマの缶詰を手渡す宮城県立気仙沼向洋高の生徒たち=24日午前、気仙沼市

 東日本大震災の津波で被災した宮城県立気仙沼向洋高(気仙沼市、生徒数359人)が新校舎に移転するのを前に、7年間「学びや」だった仮設校舎で24日、閉校式が開かれた。プレハブ建ての仮設校舎に全生徒が集まるのはこの日が最後。新学期からは新校舎での学校生活をスタートさせる。

 仮設校舎の閉校式に臨む宮城県立気仙沼向洋高の生徒たち=24日午前、気仙沼市
画像を拡大する
 仮設校舎の閉校式に臨む宮城県立気仙沼向洋高の生徒たち=24日午前、気仙沼市フルスクリーンで見る 閉じる

 同校は2011年3月の震災による津波で校舎が使えなくなり、同11月から、約8キロ離れた別の県立高のグラウンドに建てた仮設校舎で学校活動を続けてきた。被災した校舎は震災遺構として保存されるため、別の場所に建てた新校舎に移る。
 式典では、向洋高の佐藤浩校長が「手狭で整った環境とはいえなかったが、多くの人たちの支えで活動できた。感謝の気持ちを心に刻んでほしい」とあいさつ。その後、生徒が実習で作った地元産のサンマの缶詰約250個を、世話になった住民宅を訪ねて配布した。 

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング