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三陸のウミガメ寒冷地仕様 代謝高く動き活発

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三陸のウミガメ寒冷地仕様 代謝高く動き活発

更新 sty1807210013
小型記録装置を付けたアカウミガメ(研究チームの木下千尋さん提供) 小型記録装置を付けたアカウミガメ(研究チームの木下千尋さん提供)
アカウミガメに付ける小型記録装置を手に説明する東京大の佐藤克文教授=5日、千葉県柏市
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アカウミガメに付ける小型記録装置を手に説明する東京大の佐藤克文教授=5日、千葉県柏市フルスクリーンで見る 閉じる

 北太平洋に生息し、三陸沖に現れるアカウミガメは、他の海域に生息する個体と比べて代謝が高く、冷たい海でも泳ぎ回る「寒冷地仕様」であるとの分析結果を、東京大大気海洋研究所などのチームが21日までにまとめた。
 爬虫類のアカウミガメは一般に、水温が下がると動きが鈍り、冬眠に近い状態になる。チームの佐藤克文・東京大教授(海洋生物学)は「三陸の海は餌が豊富なため、低水温でも活発に動き回って成長する戦略を選んだのではないか」と話している。
 チームは2009~14年、小型の記録装置を付けて行動を追跡する「バイオロギング」と呼ばれる手法で、三陸沖のアカウミガメを調査。冬に水温が15度以下になっても活発に動き回っていることを突き止めた。地中海では冬に冬眠に近い状態になるのとは対照的で、なぜ違いがあるのかよく分かっていなかった。

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