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【KANSAI万華鏡】日本一の瞬間を求めて あべのハルカス 大阪市阿倍野区

自然・風景

【KANSAI万華鏡】日本一の瞬間を求めて あべのハルカス 大阪市阿倍野区

更新 sty1807180014
ハルカスの展望台と重なる夕日。真っ赤な陽光がガラス窓を突き抜けた(山田哲司撮影) ハルカスの展望台と重なる夕日。真っ赤な陽光がガラス窓を突き抜けた(山田哲司撮影)
光の海に浮かぶハルカス。関西のランドマークだ =本社ヘリから、魚眼レンズ使用(山田哲司撮影)
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光の海に浮かぶハルカス。関西のランドマークだ =本社ヘリから、魚眼レンズ使用(山田哲司撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 天にも届こうとする高層ビルに、沈み始めた夕日が交差する。展望台を包む無数のガラスを真っ赤な光が貫き、眺望を楽しむ人たちのシルエットが浮かび上がった。夕焼けをバックにして、無機質な建物の表情が、刻一刻と移り変わる。

 高さ300メートル、大阪市阿倍野区にそびえる、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」。平成22年に着工し、4年の工期を経て26年3月に全面開業した。

「あべのハルカス」に映り込む夕日=本社ヘリから(彦野公太朗撮影)
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「あべのハルカス」に映り込む夕日=本社ヘリから(彦野公太朗撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 高層ビルの少ない阿倍野にあって、ハルカスは天を突く存在だ。地上60階、地下5階のビルには、ホテルや百貨店、ショップなどが軒を連ねる。

 最上階には、明石海峡大橋や大阪城など関西の名所を一望できる展望台「ハルカス300」がある。来場者は、700万人を突破、開業から4年が過ぎた今も、昼夜を問わず多くの人でにぎわう。

「あべのハルカス」でアトラクション、EDGE THE HARUKAS(エッジ・ザ・ハルカス)を楽しむ人ら=(本社ヘリから、彦野公太朗撮影)
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「あべのハルカス」でアトラクション、EDGE THE HARUKAS(エッジ・ザ・ハルカス)を楽しむ人ら=(本社ヘリから、彦野公太朗撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 ガラスに覆われたハルカスは、時間によって見え方も変わる。朝日を反射して光り輝き、日中は、青空を映して水色に、夜になり明かりが灯(とも)ると光の塔になる。

 ハルカスの最も美しい表情を捉えようと、大阪市内を走り回った。ヘリコプターも使い、あらゆる場所で昼夜を問わずにレンズを向けた。

 雲の少ない晴れの日を狙い、タワーマンションからカメラを構えた。六甲山に沈もうとする夕日が展望台とクロスする。夕刻の太陽は思った以上に動きが速く“おいしい時間”はごくわずか。光のショーは、息つく間もなく幕を閉じた。

 国内外から脚光を浴びる関西のランドマーク、あべのハルカス。無機質なビルと自然が生み出す美しさも日本一だろう。(写真報道局 沢野貴信) 

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