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災害医療拠点に病院船 最新設備搭載、平時は?

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災害医療拠点に病院船 最新設備搭載、平時は?

更新 sty1807120007
 米海軍の病院船「マーシー」に搭載された手術支援ロボット=6月、東京都大田区  米海軍の病院船「マーシー」に搭載された手術支援ロボット=6月、東京都大田区
 ベッドが並ぶ米海軍の病院船「マーシー」=6月、東京都大田区
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 ベッドが並ぶ米海軍の病院船「マーシー」=6月、東京都大田区フルスクリーンで見る 閉じる

 大規模災害時の医療拠点となる病院船に注目が集まっている。専門家は首都直下地震や南海トラフ巨大地震の備えとして不可欠と訴えるが、平時の活用方法などクリアすべき課題は多い。6月に日本へ初寄港した米海軍の病院船「マーシー」(全長272メートル)は一般にも公開され、最先端の医療設備を多くの人が目の当たりにした。導入に向けた機運は高まるか-。
 病院船を示す赤十字が世界最大級の白い船体に描かれていた。フロアには計1000床に上るというベッドが整然と並び、12の手術室があった。東京港で停泊中に公開されたマーシーの船内は一般の病院と変わらない光景だった。
 日本で病院船の議論が本格化したのは、東日本大震災で沿岸部の病院機能がダウンしたのがきっかけ。大規模災害時に医療提供するため、政府は既存の船舶を改修して病院機能を持たせることを検討している。しかし、維持・運用費が年10億円以上とされる高額な医療機器を備えた船を平時にどう活用するかなど結論が出ていない。

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