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アフリカゾウの雌交換へ 東北3動物園、繁殖で覚書

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アフリカゾウの雌交換へ 東北3動物園、繁殖で覚書

更新 sty1806110011
秋田市大森山動物園のアフリカゾウ「花子」(同園提供) 秋田市大森山動物園のアフリカゾウ「花子」(同園提供)
仙台市八木山動物公園のアフリカゾウ「リリー」(同園提供)
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仙台市八木山動物公園のアフリカゾウ「リリー」(同園提供)フルスクリーンで見る 閉じる

 国内の動物園での飼育展示継続が危ぶまれるアフリカゾウの繁殖のため、東北の3動物園が11日、雌のゾウを交換し合う覚書を交わし、仙台市で合同発表会を開いた。単体でゾウを移動させる例はあるが、交換は全国初という。
 連携するのは仙台市八木山動物公園、秋田市大森山動物園、盛岡市動物公園。3園で計7頭を飼育しており、ペアや環境を変えることで繁殖につなげる狙い。本年度は秋田の花子と仙台のリリーを交換する予定だ。

盛岡市動物公園のアフリカゾウ「マオ」(同園提供)
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 国内でアフリカゾウは約30頭飼育されているが、雄雌の相性もあり繁殖は元々難しく、絶滅を懸念するアフリカ諸国が輸出を控えていることが今回の覚書の背景にある。
 発表会では、日本動物園水族館協会で国内のアフリカゾウの管理責任者を務める群馬サファリパークの川上茂久園長が全国の飼育状況などを説明。何も対策を講じなければ約20年後には4~6頭になるとの推計を示し、「3園の協力が実現したのは全国にとって喜ばしい」と期待を寄せた。

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