産経フォト

汚れた物は食べません 類人猿ボノボも、京大確認

生き物

汚れた物は食べません 類人猿ボノボも、京大確認

更新 sty1806040009
 リンゴを使った実験で、汚れがないリンゴに手を伸ばすボノボ(京都大提供)  リンゴを使った実験で、汚れがないリンゴに手を伸ばすボノボ(京都大提供)

 人間と同じように、類人猿のボノボも、ふんなどで汚れた食べ物には手を付けず避ける傾向があることが分かったと、京都大のアンドリュー・マッキントッシュ准教授のチームが4日付の国際学術誌電子版に発表した。

 ボノボが汚い食べ物を避けるイメージ
画像を拡大する
 ボノボが汚い食べ物を避けるイメージフルスクリーンで見る 閉じる

 チームによると、人間や動物には、病原菌などが体内に侵入するのを防ぐため、汚い物には嫌悪感を抱き、回避する「適応システム」が備わっていると考えられている。
 ボノボはチンパンジーと同じく人間に最も近い霊長類。チームは「人が進化の過程で、どのようにこうした機能を獲得してきたのかを知る手掛かりになる」としている。
 実験では、バナナのスライスを横一列に並べた。そのうち端の1枚はふんに載せ、隣の1枚もふんに触れた状態にしたところ、汚れがないバナナについては積極的に食べたが、ふんに載ったバナナと、ふんに接したバナナを食べるケースは少なかった。リンゴを使った別の実験でも同様の結果が得られた。

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング