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奄美・沖縄の世界自然遺産推薦取り下げ 今夏の登録断念

自然・風景

奄美・沖縄の世界自然遺産推薦取り下げ 今夏の登録断念

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 アマミノクロウサギ=鹿児島県・奄美大島  アマミノクロウサギ=鹿児島県・奄美大島
 ヤンバルクイナ=沖縄県国頭村
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 政府は1日、世界自然遺産候補の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦をいったん取り下げることを閣議了解した。ユネスコ諮問機関の登録延期勧告を受けた対応。今夏の登録を断念し、最短で再来年の再挑戦を目指す。推薦取り下げの例は平成25年の「武家の古都・鎌倉」(神奈川)、28年の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本)があるが、いずれも文化遺産で、自然遺産は初。

 鹿児島県・奄美大島に広がる森。奥は湯湾岳
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 奄美・沖縄は、4島の陸域計約3万8千ヘクタールで構成。亜熱帯照葉樹林にアマミノクロウサギやヤンバルクイナなど多くの固有種がすみ、政府が昨年2月に推薦した。

 沖縄本島北部の「やんばるの森」
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 沖縄本島北部の「やんばるの森」フルスクリーンで見る 閉じる

 しかし現地調査したユネスコ諮問機関は5月、豊かな森林が広がる沖縄本島の米軍北部訓練場跡地が推薦に含まれていないことや、狭い推薦地が点在していることに疑問を呈し、改善を求めて登録延期を勧告した。

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