産経フォト

鳥取の山城に空堀や障壁 出雲国の勢力に対応か

遺跡・建造物

鳥取の山城に空堀や障壁 出雲国の勢力に対応か

更新 sty1805310032
 中世の山城「石井要害跡」の腰郭で見つかった土橋のような跡=31日、鳥取県米子市  中世の山城「石井要害跡」の腰郭で見つかった土橋のような跡=31日、鳥取県米子市
 中世の山城「石井要害跡」中腹の腰郭=31日、鳥取県米子市
画像を拡大する
 中世の山城「石井要害跡」中腹の腰郭=31日、鳥取県米子市フルスクリーンで見る 閉じる

 鳥取県米子市にある中世の山城「石井要害跡」で、空堀や敵の侵入を防ぐ障壁を設置したとみられる溝跡などが見つかり、同市文化財団が31日発表した。

 石井要害跡は、3段で楕円形の城だったが住宅開発により9割は削られ、一部が小山のように残っているだけで、構造がよく分かっていなかった。

 中世の山城「石井要害跡」の腰郭で見つかった空堀=31日、鳥取県米子市
画像を拡大する
 中世の山城「石井要害跡」の腰郭で見つかった空堀=31日、鳥取県米子市フルスクリーンで見る 閉じる

 文献記録もほとんどないが、高橋浩樹主任調査員は「出雲国との国境にあった石井要害跡は、出雲からの勢力に対応しようと、前線基地として城の機能を強化したのではないか」と話した。

 要害跡の発掘は今回が初めて。小山部分の頂上部や、少し下にある腰郭と呼ばれる平たん部分を発掘。頂上部からは約30個の柱穴跡、腰郭では空堀、土橋のような跡、敵の侵入を防ぐ板状の障壁を設置したとみられる溝状の痕跡も見つかった。

 中世の山城「石井要害跡」の頂上部で見つかった柱穴跡=31日、鳥取県米子市
画像を拡大する
 中世の山城「石井要害跡」の頂上部で見つかった柱穴跡=31日、鳥取県米子市フルスクリーンで見る 閉じる

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング