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高山右近が高槻城を強化 堀に石積み、インフラも

遺跡・建造物

高山右近が高槻城を強化 堀に石積み、インフラも

更新 sty1805300010
 大阪府高槻市の高槻城跡で発掘された「石積み護岸」の一部  大阪府高槻市の高槻城跡で発掘された「石積み護岸」の一部
 大阪府高槻市の高槻城跡で見つかった漆器わん
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 大阪府高槻市の高槻城跡で、戦国時代に堀に築かれた「石積み護岸」が見つかり、30日、市教育委員会が発表した。森田克行・市立今城塚古代歴史館特別館長は「堀は先代の城主が掘ったが、16世紀後半に城主となったキリシタン大名高山右近が、一部埋め戻した上で石垣に当たる石積み護岸を築き、城の防衛機能の強化や大規模化を目指したのでは」と話している。

 大阪府高槻市の高槻城跡で見つかった木簡
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 堀は長さ60メートル以上、幅7メートル、深さ2.5メートル。石積み護岸はまだ一部しか発掘しておらず東西約3メートル、南北約7メートル分を確認した。

 また、木製の水路にあたる「木樋」や貯水池跡も見つかり、高山右近が、防衛だけでなく、城のインフラ整備を進めていたことも分かった。

 堀跡は水分が多いため、木簡や漆器わんも良好な状態で見つかった。木簡は長さ15センチ。表には「舟公事之其外 五石之内 兵庫升 九升五合」と記され、裏面には「梅坊まいる わかさ」と記されていた。

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