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米朝交渉、一気に緊迫 北朝鮮、南北会談「中止」、米韓合同軍事演習を非難

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米朝交渉、一気に緊迫 北朝鮮、南北会談「中止」、米韓合同軍事演習を非難

更新 sty1805160013
韓国南部の空軍基地に着陸する米軍のステルス戦闘機 「F-22ラプター」=16日(AP) 韓国南部の空軍基地に着陸する米軍のステルス戦闘機 「F-22ラプター」=16日(AP)
ソウル近郊の烏山空軍基地に着陸する米軍のU-2偵察機=16日(AP)
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ソウル近郊の烏山空軍基地に着陸する米軍のU-2偵察機=16日(AP)フルスクリーンで見る 閉じる

 北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、米韓両軍の定例の共同訓練を非難し、同日開催予定だった南北閣僚級会談を中止すると表明した。米国に対しても「朝米首脳会談の運命について熟考すべきだ」と警告、6月12日に予定される米朝首脳会談の中止の可能性をちらつかせてけん制した。韓国統一省も16日未明、北朝鮮が南北閣僚級会談の無期延期を通知してきたと発表した。(共同)

「マックス・サンダー」 開始は11日

 北朝鮮の非核化が焦点となる米朝首脳会談を前に、関係国を揺さぶる狙いとみられる。韓国統一省は「遺憾であり、速やかに会談に応じることを求める」との報道官声明を発表した。
 米韓両軍は定例の共同訓練「マックス・サンダー」を11日に始めていた。北朝鮮はこの訓練を中止の理由としているが、韓国統一省によると、北朝鮮が南北閣僚級会談の開催を通知してきたのは15日で、既に共同訓練は始まっていた。
 韓国統一省によると、16日の南北閣僚級会談では、板門店宣言の履行に向け、分野別の会談日程や具体策などを議論する予定だった。

成功に懐疑論

 北朝鮮が米朝首脳会談の取りやめを警告したことで、非核化を巡る米朝交渉は一気に緊迫した。トランプ米政権は経済支援や体制保証をちらつかせながら「完全な非核化」の実現を目指すが、会談成功への懐疑的な見方が強まるのは必至。韓国統一省は「遺憾であり、速やかに会談に応じることを求める」との報道官声明を発表した。

 朝鮮中央通信は4月の南北首脳会談で発表した「板門店宣言」で、軍事的緊張緩和へ努力することで合意したと指摘。米韓訓練は「宣言に対する露骨な挑戦であり、良い方向に発展する朝鮮半島情勢に逆行する故意の軍事挑発だ」と非難した。

 北朝鮮は23~25日の間に北東部豊渓里の核実験場を廃棄すると発表。同通信はこの問題については触れておらず、現時点では予定通り行われるとみられる。

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