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金正恩氏の専用機はシンガポールまで飛べるのか

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金正恩氏の専用機はシンガポールまで飛べるのか

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 中国遼寧省大連の空港を離陸する北朝鮮要人用の航空機=8日(共同)  中国遼寧省大連の空港を離陸する北朝鮮要人用の航空機=8日(共同)
8日、見送りの中国幹部に機内で手を振って答礼する金正恩朝鮮労働党委員長 =8日、大連(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
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8日、見送りの中国幹部に機内で手を振って答礼する金正恩朝鮮労働党委員長 =8日、大連(朝鮮中央通信=朝鮮通信)フルスクリーンで見る 閉じる

 米朝首脳会談の開催地がシンガポールに決まったことで、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の専用機が心配されている。旧ソ連製の機体の老朽化やパイロットの経験不足が懸念されるなど、トランプ米大統領の専用機「エアフォースワン」との格差は悲しいほど大きい。

 中国遼寧省大連の空港を離陸する北朝鮮要人用の航空機=8日(共同)
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 北朝鮮が保有するのは1963年に旧ソ連の航空設計局長だったセルゲイ・ウラジーミロヴィチ・イリューシン氏が開発したジェット旅客機「イリューシン62型機(IL-62M)」。香港紙アップルデイリーによると、北朝鮮は同機を4機保有しており、うち正恩氏専用機は「チャムメ1号」と呼ばれているという。

7日、中国遼寧省大連に到着し、専用機のタラップを降りる金正恩朝鮮労働党委員長 =7日、大連(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
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7日、中国遼寧省大連に到着し、専用機のタラップを降りる金正恩朝鮮労働党委員長 =7日、大連(朝鮮中央通信=朝鮮通信)フルスクリーンで見る 閉じる

 韓国紙中央日報によると、北朝鮮に同機が導入されたのは70年代で、老朽化が進んでおり、5000キロ以上の航続距離は負担になるという。米朝会談の候補地の1つだった欧州は北朝鮮から5000キロ以上離れているため選ばれなかったとの見方も示した。

8日、見送りの中国幹部にタラップの上で手を振って答礼する金正恩朝鮮労働党委員長 =8日、大連(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
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8日、見送りの中国幹部にタラップの上で手を振って答礼する金正恩朝鮮労働党委員長 =8日、大連(朝鮮中央通信=朝鮮通信)フルスクリーンで見る 閉じる

 シンガポールまでの距離は約4700キロだが、大丈夫なのか。

 航空評論家の秀島一生氏は「そもそも国際民間航空機関(ICAO)の安全基準をクリアできるのかが懸案だ」と指摘。「IL-62Mは世界的にあまり使われていない機体で、急なトラブルが発生した場合など、整備に対応できない国がほとんどだ」と話した。

米軍横田基地で出発の準備をする大統領専用機「エアフォースワン」 =2017年11月7日(桐原正道撮影)
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米軍横田基地で出発の準備をする大統領専用機「エアフォースワン」 =2017年11月7日(桐原正道撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 一方、90年に導入された「エアフォースワン」はボーイング747型機で、「世界中に普及している機体なので、いつどこでトラブルが起きても対応できる態勢が整っている」(秀島氏)。

トランプ米大統領を乗せ、米軍横田基地に到着した大統領専用機「エアフォースワン」 =2017年11月5日(松本健吾撮影)
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トランプ米大統領を乗せ、米軍横田基地に到着した大統領専用機「エアフォースワン」 =2017年11月5日(松本健吾撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 前出のアップルデイリーは、正恩氏が中国・大連で習近平国家主席と会談した理由の1つに航空機を借りる目的があったと報じた。シンガポールまで航空機を操縦できる経験豊富なパイロットを探すのが困難だというのだ。正恩氏は無事シンガポールに着けるのか。

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