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【感彩写論 うつろう桜】幸せはこぶ猪目窓 京都・正寿院

自然・風景

【感彩写論 うつろう桜】幸せはこぶ猪目窓 京都・正寿院

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正寿院の客殿にある猪目窓から見えるソメイヨシノ =4日、京都府宇治田原町(寺口純平撮影) 正寿院の客殿にある猪目窓から見えるソメイヨシノ =4日、京都府宇治田原町(寺口純平撮影)
正寿院の客殿にある猪目窓から見えるソメイヨシノ =4日、京都府宇治田原町(寺口純平撮影)
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正寿院の客殿にある猪目窓から見えるソメイヨシノ =4日、京都府宇治田原町(寺口純平撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 西洋文化のイメージ色濃いハートのマーク。古来、日本に伝わる文様でもあり「猪目窓(いのめまど)」もその一つ。災いを除き、福を招くといい、千年以上前から寺や神社の装飾として重宝されてきた。

 京都の南端、宇治田原町にある「正寿院(しょうじゅいん)」。800年ほど前に創建された高野山真言宗の寺にも猪目窓がある。昨年4月に完成した客殿「則天の間」だ。

正寿院の客殿にある猪目窓から見えるソメイヨシノ =4日、京都府宇治田原町(寺口純平撮影)
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 ハートを通してみる桜のピンクは、女ごころをくすぐるらしい。いざ撮影しようとするとスマホ片手に押し寄せる人の波で、思うようなポジションを確保できない。

 少し休憩しようと縁側から庭を眺める。爽やかな風が桜の花びらを乗せて、舞い込んだ。

 人出も落ち着いた午後4時、ふと窓を見るとハートの影が畳に映る。桜が窓いっぱいに広がるアングルを探してシャッターを切った。

正寿院の客殿にある猪目窓から見えるソメイヨシノ =4日、京都府宇治田原町(寺口純平撮影)
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 空から見ると宇治田原町もハートの形をしているらしい。沈む太陽を背に受けながらほのぼのとした気分で、ハートの町を後にした。(4月4日撮影、写真報道局 寺口純平)

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