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無人の終着駅、案内します 元国鉄機関士、歴史伝える

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無人の終着駅、案内します 元国鉄機関士、歴史伝える

更新 sty1804180009
(左から)JR木次線、芸備線三次方面、同新見方面の3路線が折り返す備後落合駅=広島県庄原市 (左から)JR木次線、芸備線三次方面、同新見方面の3路線が折り返す備後落合駅=広島県庄原市

 広島県庄原市のJR備後落合駅で、元国鉄機関士の永橋則夫さん(75)がボランティアとして乗客のガイドを務めている。最盛期に100人以上が働いた駅も、今はひっそりとした無人駅。かつてのにぎわいを伝えようと、当時の制服姿で昨年4月から続けている。

JR備後落合駅の待合室内で、パネルを手に説明する元国鉄機関士の永橋則夫さん=広島県庄原市
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JR備後落合駅の待合室内で、パネルを手に説明する元国鉄機関士の永橋則夫さん=広島県庄原市フルスクリーンで見る 閉じる

JR西日本の広島、岡山、米子各支社の境界に当たる中国山地の山あいに位置。乗り入れる芸備線、木次線とも全列車が折り返す終着駅となっている。降り立つのは、駅に来ること自体を目的とした鉄道ファンや地元住民らに限られる。
 「駅名は3支社の路線が落ち合う、というのが由来です」。4月上旬の朝、駅に集まった乗客約10人に制服姿で駅の歴史や機関士の仕事を説明した永橋さん。「豪雪で立ち往生した機関車を乗客と押したこともあった」と思い出を語ると、驚きの声が上がった。
 見逃してしまいそうな古い駅の備品も紹介。約1時間のガイドを終え、列車の出発を見送った。兵庫県尼崎市の会社員(54)は「ここでしか聞けない貴重な話」と満足げだった。

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