産経フォト

【感彩写論 うつろう桜】天の川も染めて 奈良・下北山村 

自然・風景

【感彩写論 うつろう桜】天の川も染めて 奈良・下北山村 

更新 sty1804020001
「天の川」と桜 =3月28日、奈良県下北山村(山田哲司撮影) 「天の川」と桜 =3月28日、奈良県下北山村(山田哲司撮影)
「天の川」と桜 =3月28日午前、奈良県下北山村(山田哲司撮影)
画像を拡大する
「天の川」と桜 =3月28日午前、奈良県下北山村(山田哲司撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 世の中は三日見ぬ間の桜かな-。

 今年の桜は、いつになく早い。厳しい寒さに耐えた蕾(つぼみ)たちが、春を待ちかねたかのように一斉に花をひらく。

 奈良県の下北山村にある「下北山スポーツ公園」。440本を超えるソメイヨシノが見ごろを迎える。

 午前3時、人影のない桜並木を歩いていると、カサカサと音をたてて、小さな動物がお出迎え。イタチのようにも見えたがすぐに姿を消した。

「天の川」と桜 =3月28日午前、奈良県下北山村(山田哲司撮影)
画像を拡大する
「天の川」と桜 =3月28日午前、奈良県下北山村(山田哲司撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 西の地平に月が沈むと、夜空を彩る星の数が増していき、鏡のような水面が桜と星々を映し出す。

 三脚を据えてカメラをセット。25秒の長時間露光で夜空と桜を“切り撮った”。

「天の川」と桜 =3月28日午前、奈良県下北山村(山田哲司撮影)
画像を拡大する
「天の川」と桜 =3月28日午前、奈良県下北山村(山田哲司撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 桜の合間を縫うように天の川が浮かぶ。悠久の時を刻む星の海と、うつろう命をきらめかせる桜が日本の春を告げていた。(3月28日撮影、写真報道局 山田哲司) 

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング