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岩手・大槌の旧庁舎解体へ 津波被災、町議会が可決

東日本大震災

岩手・大槌の旧庁舎解体へ 津波被災、町議会が可決

更新 sty1803150008
地震の発生時刻に合わせ、旧大槌町役場の建物前で黙とうする人たち =11日午後、岩手県大槌町(川村寧撮影) 地震の発生時刻に合わせ、旧大槌町役場の建物前で黙とうする人たち =11日午後、岩手県大槌町(川村寧撮影)
旧大槌町役場の建物前に設置された祭壇 =11日午後、岩手県大槌町(川村寧撮影)
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旧大槌町役場の建物前に設置された祭壇 =11日午後、岩手県大槌町(川村寧撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 東日本大震災の津波で当時の町長ら40人が犠牲となった岩手県大槌町の旧役場庁舎を巡り、町議会は15日、解体経費を計上した議案を可決した。賛成と反対が6人ずつで同数となり、議長が可決を判断した。

 旧庁舎を巡っては、町内に「津波の記憶がよみがえる」として解体を求める意見がある一方で「震災遺構として残すべきだ」との声もある。平野公三町長は15日、「建物を見るのがつらい人がいる以上、そこに寄り添いたい」として、2018年度当初予算とは別に、解体経費4700万円を計上した補正予算案を提出、即日採決された。

岩手県大槌町の旧役場庁舎前で黙とうする町職員ら =11日午前(福島範和撮影)
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岩手県大槌町の旧役場庁舎前で黙とうする町職員ら =11日午前(福島範和撮影)フルスクリーンで見る 閉じる

 大槌町は13年に正面玄関などの保存をいったん決めたが、15年8月の町長選で解体を公約に掲げた平野氏が当選。昨年12月に解体を正式表明したため、保存を求める住民団体が結成されるなど激しい論争になっていた。

■関連【360°パノラマ】大槌町の旧役場(2011年6月9日-2018年3月11日) を見る

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